日本の映画や、テレビドラマなどに多く出演をしていて、二枚目俳優として人気度も高かった、真田広之さんですが、「SHOGUN 将軍」のリメイクされるニュースを聞くまでは、正直、真田広之と言う俳優がいたのもを忘れていました。
そしてこの、ハリウッドでリメイクされるドラマ、「SHOGUN 将軍」の自らが主演であり、有名キャストも引っ提げて、なお且つプロデューサーとしても掛け持ちして、大きく作品に関わり、よりビックになって私達の前に帰ってきてくれました!
ここ数年、話題も聞かず、姿を見なかったので、存在すら忘れていた私ですが、一番最初に思った事は、”えっ!真田広之さん渡米してたの?!いつ渡米したの?”、と同時に”ハリウッドではどうなの?人気はあるの?”と言う問いでした。
だから、真田広之さんがいつ渡米したのか、又ハリウッドでの人気度はどうなのかを調べました。
SHOGUN 将軍の真田広之はいつ渡米した?
昨今の時代劇について
「長きに渡り作り方を変えてこなかった事が若い世代に受け入れられなくなり、若い世代を取り込むために現代風や西洋風にする事で本来の時代劇ファンが離れるその悪循環だったと思う」業界の中にいても言葉を濁さずはっきり意見を言ってくれる真田さん#真田広之 pic.twitter.com/HAooyHS4uJ
— 塁(RUI) (@ruitaroro) February 22, 2024
真田広之は、渡米したのは、2005年と言われています。
それはやはり2003年に出演した「ラストサムライ」によって、世界の人々に本当の日本を見せたい、本物の日本人の心を映像で表現したいと思ったからではないでしょうか。
真田広之のプロフィール
本名は、下澤廣之(しもざわひろゆき)
1965年から芸名を下沢広之(しもざわひろゆき)で活動しましたが、1978年の芸能活動を再開を機に、千葉真一からの名前の“真”と、千葉の本名から、”田”をもらい芸名を真田広之と改名しました。
生年月日は、1960年10月12日生まれの2024年10月で64歳。
身長は、170㎝。
血液型は、A型。
出身地は、東京都品川区大井
学歴は、1976年3月に品川区立伊東中学校を卒業後、現在はトイトコースと呼ばれる、堀越高等学校芸能活動コース入学し、1979年3月に堀越高等学校を卒業し、1979年4月に日本大学藝術学部の映画学科に入学し、1983年3月に芸術学士を取得し、日本大学藝術学部を卒業しました。。
婚歴は、1990年に女優の手塚理美と結婚し、男の子2次のパパになりましたが、1999年に真田の不倫報道により、手塚理美と離婚が成立しています。
真田広之の芸歴
スカウトにより、キッズモデルを経て1965年の5歳で、劇団ひまわりに入団して、翌年の1966年に千葉真一が主演の映画「浪曲子守唄」で子役としてスクリーンデビューをしました。
1973年に千葉真一が中心となってまとめていた、JAC(ジャパンアクションクラブ)に入団します。
また同年に、芸を磨くために母親に勧められた日本舞踊の玉川流で着物の所作を習います。
1974年には、映画「直撃!地獄拳」に出演しますが、1976年4月の高校を入学と同時に学業に専念するため芸能活動を休みます。
1978年に映画「柳生一族の陰謀」の出演が決まり、芸能活動を再開します。
同年に日本舞踊の玉川流を習得し名取を認められ”玉川大輔”という名も襲名されました。
1978年7月8日から1979年1月27日まで放送されたテレビドラマ「宇宙からのメッセージ・銀河大戦」で初主演を演じました。
日本大学在学中に、殺陣同志会にも在籍し、殺陣(たて:刀の使い方や武器を使った立ち回りや立ち振る舞いの演技の事)についても習得をしました。
1980年に映画初主演で、映画「忍者武芸帖 百地三太夫」に出演して、桃山城天守からスタントマンなく飛び降りる演技もこなしアクション俳優として脚光を浴び名声をあげます。
1981年の映画『吼えろ鉄拳』において、福井県東尋坊の岩場やヘリコプターから海へ飛び降りる撮影もこなしたり、空手なども格闘できるアクションスターとしての地位だけではなく、「魔界転生」の沢田研二とのキスシーン、1982年の「道頓堀川」で、松坂慶子とベッドシーンと、1983年の「里見八犬伝」で薬師丸ひろ子とのラブシーンは演技派俳優としても、話題となりました。
それと同時にアイドルとしてもデビューし、歌番組にも出演し「青春の嵐」や、「I’LL BE THERE」なども話題となりました。
1982年に香港映画「龍の忍者」で主演で海外映画デビューをして、真田広之ではなく、”デューク真田”と呼ばれ、海外でも、サニー千葉(千葉真一)に続く、日本人第2のアクション俳優として有名になりました。
1984年には、「麻雀放浪記」に主演し、1987年は、「必殺4 恨みはらします」では悪役を演じ、多彩な演技ができる事を証明しました。
そして1988年には、「快盗ルビイ」では三枚目のコミカルな演技でアクション俳優だけでない実力を示しました。
1989年に千葉真一のJACから独立して、”ザ・リプライインターナショナル”と言う個人事務所を立ち上げました。
1990年は、JAC20周年記念作品映画「リメインズ 美しき勇者たち」に主演と音楽監督も兼務し話題となりJACに貢献しました。
1993年に放送されたテレビドラマ「高校教師」に、桜井幸子とダブル主演を果たし、ドラマは高視聴率をとり、幅広い年齢層からの認知度も獲得しました。
1995年に「写楽」に主演したが、共演した女優の葉月里緒奈とのスキャンダル報道で話題となりました。
これにより、プライベートでは手塚理美と離婚となります。
1999年から2000年に、イギリスのロイヤル・シェイクスピア・カンパニー公演の「リア王」の舞台に日本人キャストとして唯一選ばれ、イギリス人俳優たちと英語での舞台出演をしました。
その演技力が高く評価されて、イギリス王室のエリザベス女王より勲章も授与されました。
2001年のテレビドラマ「非婚家族」の主演が地上波放送では最後となっています。
2002年の映画「たそがれ清兵衛」では、アカデミー外国語映画賞にもノミネートされ、数多くの映画賞も受賞しています。
2003年に公開された、トム・クルーズ主演の海外映画「ラストサムライ」に出演し、世界進出を事実上果たしました。
2005年に公開された「亡国のイージス」が日本映画の出演も最後になっています。
2006年には中国映画「PROMISE」にも出演し、全編が中国語の演技もこなしました。
2007年には「ラッシュアワー3」で、ジャッキーチェンとも共演を果たしました。
2013年には、キアヌ・リーブス主演の映画「47RONIN」に、大石内蔵助の役として出演しています。
SHOGUN 将軍の真田広之のハリウッドでの人気度は?
MCUがあっさり殺した罪で言えば、フランク・グリロよりも、スコット・アドキンスよりも、真田広之に対してが一番重いと思う……。 pic.twitter.com/G4lIAqWq7t
— 100Fe(ももてつ) (@enjoy_cinema) February 25, 2024
ハリウッドでの真田広之の人気度はかなり高いと思います。
2003年に出演した映画「ラストサムライ」によって、真田広之がハリウッドで活躍する大きな転機となったと言っても過言ではないでしょう。
ハリウッドでの大きなコネクションが出来たと言えます。
真田広之は、映画を観る側の認知度も、人気も、「ラストサムライ」によって高く評価されたと思います。
また、共演したトム・クルーズに、殺陣や日本語を教えた事はトム・クルーズからも公表されており、共演した俳優だけではなく、制作側の人々も魅了していると認識しました。
演技においても、立ち振る舞いや身体能力もすぐれていた為、主演のトム・クルーズまでも真田広之の方が、存在感が勝ってしまい、カットされたシーンもあるそうです。
2006年に出演した中国映画「PROMISE」でも、英語だけでなく中国語もこの映画の為に鍛錬し演技も妥協しなかった事が、「PROMISE」についての記事には多く語られています。
2007年に「ラッシュアワー3」で共演したジャッキーチェンさんからも、今後も同じアジア人として共に映像制作をやりたいと言われたそうです。
2010年に開催された第1回グリーンプラネット・フィルム・アワードで、ハリウッドで最も活躍しているアジア俳優として真田広之は受賞しています。
2013年に出演した映画「47RONIN」でも、キアヌ・リーブスが、真田広之の言葉、「シンプル&ディープ」に感動し、真田広之の事を”マスター”と呼んでいる事を明かしています。
真田広之は出演した映画や、ドラマの日本語の吹き替えも自ら行っていて、作品に対する演技については全力で挑んでいる事がわかります。
現在、ハリウッドでの俳優活動をしながら、日本の小道具などセットでも間違った使い方や誤解がないようわかりやすく説明し、間違った日本を映像で作らぬ様、働きかけているそうです。
まとめ
すごいなー真田 広之さん
全米のテレビガイドの表紙になってた。#ハワイ#ホノルル#真田広之#テレビガイド#Hawaii #honolulu #tvguide #hiroyukisanada #SHOGUN #将軍 pic.twitter.com/fCG2vTmFxO— Kaukahi Yutaka (@Kaukahiyutaka) February 23, 2024
SHOGUN 将軍で主演とプロデューサーを務める真田広之さんは、いつ渡米したかと言うと、2005年からハリウッドに拠点を移していました。
私は真田広之さんのプロフィールや、芸歴から見えた、演技に対しての熱量は、いつ渡米してもおかしくないと思いました。
そして、渡米してもうすぐ20年になりますが、ハリウッドでの人気度は、私の想像以上に高く、ファンだけでなく、真田広之さんと関わった人達すべての人を魅了し、その人気は、仕事に対する信頼感をも勝ち取ってハリウッドでオファーが続き、今も活躍していると感じました。
本当にすごい事だと思うし、同じ日本人として誇らしい気持ちになりました。
今回のハリウッドドラマ「SHOGUN 将軍」は、日本人から見ても、海外の人から見ても本物の日本を見せてくれると期待します。
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