楽しみにしていた、話題の「SHOGUN 将軍」がディズニープラスで配信されました!
初回は、「SHOGUN 将軍」の1話と2話が同時配信されました。
個人的ではありますが、初回のどんな所がおもしろいのかをお伝えします。
おもしろいと感じたシーンを、ネタバレありですべて紹介しますので、ネタバレされたくない方はご注意願います。
Contents
SHOGUN 将軍の初回おもしろい?
将軍 SHOGUN、サスペンスフルな展開とバチバチにキマった画面、役者の存在感など全ての要素が嚙み合って体感30分くらい。見始めたら止まらない。トマトで批評家100%なのもよく分かる。マジで久しぶりに圧倒された。 pic.twitter.com/K3KMO0kaIg
— にっしー映画感想 (@nishiedogawa) February 27, 2024
私は、本当にこのドラマを楽しみにしていたので心情的にあらを探す事はしたくなくて、ドラマが始まった瞬間から、期待でウキウキでした。
結論は、初回はおもしろかったと言えます!
これから吉井虎永がどのようにして窮地を、ブラックソーンによって逆転させるのだろうと言う謎で3話からも「SHOGUN 将軍」が楽しみです。
しかし、日本史に疎い私は、字幕を読みながら、内容がいきなり”ちょっと難しいぞ”という思いも感じました。
初回は、ブラックソーンと吉井虎永の立場を中心に色々なキャラクターの側面が短く描かれていて場面の切り替わりが早く感じました。
まぁ、でも初回だし最初から先がわかってしまうと面白くないよねと思い返して最後まで観ました。
SHOGUN 将軍の初回ネタバレありですべて紹介!
《SHOGUN/将軍》第1・2話鑑賞。凄い・・・面白い・・・。ハリウッド予算で生み出す時代劇がどういう物か、この眼で観る迄理解していなかった。二階堂ふみが”こんなに大きい照明があったのか”て舞台挨拶で言っていたけどスケールが違い過ぎる。勿論真田広之プロデュースだからしっかりとしている。全編… pic.twitter.com/UW9q5aZ2oM
— tearra (@tearra58) February 28, 2024
この物語は、1600年、統治していた太閤の死後1年後の日本の関ヶ原の戦いの前が舞台です。
そんな情勢の日本に、1隻のオランダ船が漂着します。
そのオランダ船にはイギリス人のブラックソーンが舵手として乗っていました。
殺されかけるブラックソーンでしたが、日本で生き残る為に、自分とは違った人種の、違った文化を持った日本で、順応し異国の文化の知恵を吉井虎永に授ける事によって窮地を救っていく、ブラックソーンからの視点で描く日本の戦国時代です。
SHOGUN 将軍の初回のあらすじ*ネタバレあり*
これからのあらすじは、ネタバレがありますので、知りたくない方はご注意ください。
第一話 安針(あんじん)
日本の状況は、生前の太閤が、息子の八重千代が成長し統治出来るように、大老を、木山右近貞長、杉山如水、大野、石堂和成と、吉井虎永の5名を任命していましたが、統治していた太閤亡き現状は、次に天下を統治すべく目論む大老たちの緊迫した状況でした。
そんな中に、幽霊船の様に帆が破れ、ボロボロになったオランダ船での漂流シーンから始まります。
オランダ船が、吉井虎仲の家臣、樫木藪重が統治する伊豆のキリシタンの信者の多い寂れた漁村に漂着し、カソリック・キリシタンの村次によって発見されます。
最初11人のイギリス人の生存者と共に、ブラックソーンは捕まる事になります。
一方、木山右近貞長、杉山如水、大野、石堂和成の4名の大老は結託し、関東を収める吉井虎永を失脚させようと、大阪城へ呼び出して、吉井虎永を窮地に追い込みます。
石堂和成に追い込まれて、耐えている吉井虎永を見かねて同席した家臣の宇佐美忠義が思わず、意義を唱えてしまい、その行いは石堂和成に対して無礼とされて、宇佐美忠義はその場で切腹を志願して、お家断絶となってしまいます。
吉井虎永は、立場上やむを得ず、宇佐美忠義の切腹を止められません。
宇佐美忠義の嫁である藤は、一番信頼を置いている家臣の戸田広松の孫であります。
夫と子供を失う為、生きる意味がないと自ら自害をしようとしますが、戸田鞠子によって思いとどまらせます。
シーンが切り替わり、村治が、樫木藪重にはわからぬ様に伝書鳩を使い、大阪に滞在している吉井虎永に、オランダ船が漂着した事を知らせます。
この当時の日本でのキリスト教の布教活動は、カソリック主流であり、日本に滞在する外国人は、プロテスタントの信者であるブラックソーンの敵対する宗教であり、敵にあたる国の人間でした。
敵と戦う為の航海がブラックソーン達の目的でしたが、船が破損し漂着して運命が変わりました。
先に、伊豆を統治していた樫木藪重が、オランダ船と捕まったブラックソーン達を調べようと村に到着します。
村で、樫木藪重の元へ連行される道中に、カソリック信者である村人が拘束されている異国のブラックソーンに十字を切って歩み寄りますが、連行の邪魔とみなされ、侍によってブラックソーンの目の前で首を切り落とされてしまいます。
話し合いも認められず、そんな不条理な事を目撃してブラックソーンは動揺し自分の身も危ない事を自覚します。
その上、通訳が出来る人材のカソリックの神が呼ばれ、敵であるプロテスタントの信者だったので、正確に通訳せずに、神父はブラックソーンの死刑を提案します。
ブラックソーンは、カソリックの十字架を踏みつけ解放を訴えます。
樫木藪重は、キリスト教を信じておらず、神父とブラックソーンとのやり取りをみて神父の言葉を信じません。
しかし、樫木藪重は、善人ではない為、代わりに他の生存者の死刑なら良いと神父に選ばせて、漂着者のひとりは、釜茹での刑になり命を落とします。
異国の貿易船には、戦いに有利となる武器や物資が多く、それも計算に入れ、吉井虎永は、戸田広松に視察に行かせます。
吉井虎永の家臣でありながら、樫木藪重もその物資で、私腹を肥やす算段でしたが、戸田広松の到着でそれは阻止されました。
そして戸田広松が伊豆に到着して、ブラックソーンを、大阪の吉井虎永の元へ連れていく事にします。
お互いに言葉もわからず、ひどい扱いを受け、話し合うためにイギリス人漂着者の代表としてブラックソーンは一人で侍に立ち向かい、殺されてもおかしくない状況でしたが、成り行き上、伊豆から大阪の吉井虎永の元へ連れてゆかれます。
大阪に向かう道中で、敵ではありますがスペイン人でポルトガル船の船乗りのロドリゲスから、日本で生き抜くためには、どう振る舞うべきかを教わります。
大阪でブラックソーンは、吉井虎永と出会う事になります。
正体不明の異国人と理解を深めるために、村治同様にカソリック信者で、ポルトガル語(英語)を話すことが出来る家臣の妻、戸田鞠子に通訳を任命し1話が終わります。
第二話 二人の主君に仕えて
第二話は、1年前の太閤が亡くなる前に、吉井虎永が太閤と交わした約束から始まります。
太閤の息子の八重千代の成長を見守り、太閤の跡継ぎへと導く約束でした。
太閤は、他の大老達より、吉井虎永との信頼関係は深かった事がわかるシーンで、太閤自身も、自身が死にゆく事もわかっており、死後、再び戦乱が訪れる事を恐れていた事がわかります。
吉井虎永も、他の大老達と天下の座を争う事は予想していて身の振り方を思案して、再びシーンは現在に戻ります。
世界の情勢では、キリスト教のカソリックとプロテスタントは国々を統治する政治に大きく関わっていました。
世界は、スペインとポルトガルに2分化して争っている最中で、スペイン側はイギリスを含むプロテスタントの領土で、日本はカソリック側のポルトガル領土として認識されていました。
日本で力を持つカソリック神父たちは、キリスト教の普及活動を表向きは活動をしていましたが、いずれ日本を占領する目的で水面下では動いており、武将たちに武器などを貿易の道具として使わせて、日本人を自ら共倒れさせる計画でした。
この目論見を知らない、吉井虎永や石堂和成達もまさにその策略の渦中にいた訳になります。
そんな情勢なので、多くカソリック教の仮面をかぶった神父が日本に滞在しており、カソリック信者になる日本人も多くおりました。
戸田鞠子も14年前からその信者のひとりで、信仰のキリスト教を理解するために、神父からポルトガル語(英語)を学んで、ポルトガル語が堪能になり、その実績をかわれ、吉井虎永にブラックソーンの通訳になる様に抜擢されました。
戸田鞠子を同席させ、吉井虎永と、ブラックソーンが初めて出会い、ポルトガルの神父も交えて交流する事になります。
樫木藪重が石堂和成と密会し、吉井虎永がブラックソーンに興味がある事を知った石堂和成は、途中交流の場に乱入します。
ブラックソーンと吉井虎永との親密な関係が築かれる前に、自らの立場を利用してブラックソーンの死刑を命じて、再びブラックソーンは幽閉されてしまい、死刑執行に向かう目前の山中で、樫木藪重の働きよって助けられて再び吉井虎永の元へ返され命が繋がります。
樫木藪重の明確な目論見は明かされませんが、石堂側にも吉井側にも自信が有利に立てるよう動いている腹黒さが見て取れます。
再度、吉井虎永とブラックソーンは戸田鞠子を通じて交流し、ブラックソーンは、カソリック教とプロテスタントの争いついてと、カソリック教の目論見を吉井虎永に話します。
ブラックソーンはカソリック教側と戦うために日本に来たことを明確に明かします。
そしてその戦いは、石堂和成達と戦う事と同じ目的である事を意味し、吉井虎永の城でブラックソーンをかくまいます。
戸田鞠子は、戸田広松の息子の戸田文太郎と結婚していて、はじめて登場しますが、自分ではなく、吉井虎永に鞠子が呼ばれた事も面白くなく、また同時に、異国の外人の男性と会った事が気に入らない様子のシーンでこの場面は終わります。
そのあとに、吉井虎永の城の場面に切り替わります。
そして夜になり、ブラックソーンも寝床につきますが、吉井虎永を暗殺しようと女中が乱入します。
用心深い吉井虎永は、自ら暗殺者を殺して、事なきを得ますが、ブラックソーンも吉井虎永を助けようと怪我をします。
しかしそれは吉井虎永の用心の為に、密かにブラックソーンが就寝していた部屋と、自分の部屋と交換していたのにも、かかわらず、暗殺者が迷わず吉井虎永の部屋へ来たという事で、刺客を送ったのはブラックソーンだと疑ったシーンで第二話は終わります。
再び、ブラックソーンは吉井虎永との信頼を結ぶ事が出来るのか窮地に立ちます。
まとめ
『SHOGUN 将軍』1話と2話鑑賞。関ヶ原の戦い目前の日本を舞台に、暗躍するイエスズ会と戦国大名の政治ゲームが描かれる。おもしろい。アニメやゲームなど日本IPの成功、字幕文化の普及で、いよいよこのルックの戦国時代劇が観れるようになった。こういう作品が増えるようにヒットしてほしい。 pic.twitter.com/fC0sqY8RXl
— Hiroki Shimazaki (@hi_loki_0x0p) February 28, 2024
「SHOGUN 将軍」の初回は、皆さんはどうだったでしょうか?
私は、色々な登場人物の思惑が、それぞれの立場で見え隠れして、おもしろいと思いました。
初回は、一話と二話が同時に配信されて、ネタバレありで紹介しましたが、おもしろいのは、これからですよね!
この記事「SHOGUN 将軍」の初回ネタバレで、次回の第三話から十話の最終回まで観たいと思って頂ければ幸いです。
コメント